日頃の素朴な疑問をまとめてみた

急に思い立った疑問を調べた結果をまとめ、自分なりに考察してみます

歳をとるにつれて時間が速く感じるのはなぜか

小学校の6年間は途轍もなく長く感じていた。

毎日がマンネリ化していた。

中高はそこそこに過ぎて行き、大学はあっという間だった。

 

社会人になって、いつの間にか1年が終わって新入社員じゃなくなった。

日に日に時の流れの速さを感じるのは何故なのか、以前から疑問に思っていたので改めて調べまとめてみることにした。

 

①経験による時間の流れ(ジャネーの法則

・子供の内は知らないこと、初めての事ばかりなので新鮮さを感じ、時間の流れが遅く感じる

・逆に大人になると経験したことのある状況が多くなり、新鮮さを感じなくなるため時間の流れを早く感じる

 

しかし、逆に思うこともある。

忙しい毎日ほどあっという間に過ぎて行ってしまうと言うこと。やることが沢山あるといつの間にか一日が終わってしまうが、暇な時間ほどゆっくりと長く感じてしまう。

これはどういうことなのか?

 

ジャネーの法則は「主観的に記憶される年月の長さ」を指したものであるということ。

「今現在進行している時間の体感速度」ではなく、
「過去を振り返った時に感じる時間の長さの印象」であるということ。

と言うことは、①で子供の時間の流れが遅いというものは、過去を振り返った時に様々な体験を思い出し長く感じているのであって、その体験の最中の体感速度はあっという間であると考えられる。

 

そのため、大人になってから感じる「暇な長い時間」の時の流れを後になって思い出してみても何の新鮮味も無いため、記憶に残ることなく一瞬の時間として思い出されることも無い。そのため、大人になるほど振り返った時の時間は短くあっと言う間に感じられると考えられる。

 

③まとめ

以上の事を踏まえ、振り返った時に無駄のない充実した一年を過ごすためには「何か新しい体験」をすることが重要であると分かった。

今まで挑戦することに尻込みしていたこと、やってみたい事にはどんどん挑戦していくことが毎日を充実させる・時間の流れを遅くさせる鍵である。

おばちゃんのコミュ力が高いのはなぜか

おばちゃんという生き物はすごい。

道を歩けば長年の知り合いのように親しげに話しかけては世間話をし、駅で電車を待っていれば惜しげなく私にチョコレートを授け、ガンガン話しかけて来る。

銭湯にいけば、ふとした疑問を共有したがる。

長々話したかと思えば、何事も無かったかのようにスッといなくなる。

不思議な生き物である。

私自身は人見知りであるため、知らない人と当たり障りなく話す事が得意ではない。無難な返答を返す事は出来るので、将来的に彼女たちと同じスキルが磨かれるのかは疑問だが、全国どこへ行こうともこうしたおばちゃん種族がいることは身を持って実感しているため、そのコミュニケーション能力は一体どの段階で磨かれているのかを考えていきたいと思う。

 

1.おばちゃんとは何か

なにをもっておばちゃんとするのか、調べたところによると、どうやら明確な基準はなく、各々の判断基準に任され、おばちゃん認定されるようだ。

各々の判断基準によるようなので、私個人が出会ってきた「おばちゃん認定」をしたご婦人方を基準に下記に記していこうと思う。

・既婚者で子供がいる40代以降

服や化粧に無頓着になる、若しくは派手な化粧や服装をしている

・声がでかい

・誰にでも話しかける、話が長い

気前が良い、若しくはとんでもなくケチ

・世話を焼きたがる

・噂話が好き

 ほかにも挙げたらあるのだろうが、とりあえず私が言いたいコミュ力の高いおばちゃんは上記に挙げたもの全てが当てはまるものとする。

赤字で記した項目はどちらかを満たしているものとする。

 

2.コミュ力はどこで培われているのか

個人的にどこでコミュ力が鍛え上げられているのか考えてみた。

◎ご近所、スーパーなどでの井戸端会議(インプット・アウトプット

 ここで身近な情報を収集し、様々な情報を共有していく。かつ共感能力が身についていくと思われる。(相槌 が上手くなる、会話のオウム返しなど)

◎日中のテレビでの情報収集(インプット

 日々ここでの情報収集を行うことにより、井戸端会議での話題不足を回避出来る。

○銭湯などでの知らない人との会話(アウトプット

 手近に知り合いがいない時に活用される。一方的に話している時はインプット内容を他者へアウトプットしていると思われる。

電話・メール、今ならLINEも立派なおばちゃんたちのコミュニケーションツールとして大活躍しているはずだ。

そして何と言ってもおばちゃんの代名詞、井戸端会議により全てが培われていると私は考えている。

話好きのおばちゃんが大筋を決めて話が進んで行くのだとは思うが、控えめなおばちゃんも相槌・共感スキルが磨かれることにより立派なおばちゃんが形成されていくのだと思う。

おばちゃんのコミュ力をなんとなくインプットアウトプットで置き換えてみたら、おばちゃんのすごさを感じた。仕事と要領はまったく同じなのである。流石、井戸端「会議」というだけのことはある。

この特性をうまいこと活用出来たら、プレゼンなんかをさせてみたら凄いことになりそうである。(但し、おばちゃんとは文句なんかもはっきり言える人種なので言うこ聞かせるのは至難の業である)

 

3.なぜここまでコミュ力が磨かれていくのか

考えてみたが、おばちゃんの世界ほど弱肉強食な世界は無いのではないだろうか。

コミュ力を無理矢理にでも上げて行かないと、生きていけない世界。

気を抜けば噂話のネタにされ、会話スキル・共感スキルも無ければ仲間はずれに陰湿なイジメもありそうだ。

女同士の戦いは怖いものだ。

現代よりも女性の社会進出が一般的ではなかった時代、結婚を機に専業主婦・正社員からパートへと移ることが大多数を占めていた時代には、現代よりも近所とのネットワークは強く、狭い社会の中で生き抜いていくためには必要不可欠のスキルであったのではないかと私は考えている。

 

しかし、これがすべてではないということは私自身も分かっているつもりなので、ここにあげたことは一つの考えとして受け止めて頂きたいと思う。

人が劣等感を感じるのはなぜか

私は度々劣等感に苛まれる。

容姿が人よりも劣る、努力が伴わない学力の低さなど、挙げればきりがないが、人はなぜ劣等感を感じるのか。

なぜ自分と他人を比べてしまうのか。

突きつめれば答えは出ているようだが、少し自身の中で曖昧な気がしたため、改めて調べてみることにした。

 

1.そもそも劣等感とは何か

自分が他人に劣っていると感じること。

日本では大衆によってコンプレックスが単に劣等感を指していることがあるが、心理学用語では、複合的な心理作用による様々な状態を指す言葉としてコンプレックスが使われる。

 

⇔優越感

自分が他者より優れているとの認識、およびここから生じる自己肯定の感情の事。

自尊心の一端に位置する感情。

①努力した結果として獲得した能力が他者より勝っていると感じる場合において、自助活動を促す

②なんら努力せずに獲得している属性に関連して自分より劣っている部分を見出し、そこに優越感を抱く後ろ向きな場合もあり、これは劣等感に対する自己防衛である

 

2.優劣はどのようにして生まれるのか

①優劣は価値観によって決まる。

人によって価値観は様々な見方が存在するため、優劣は簡単に覆される場合が存在する。

②劣等感は主観的要素が強いのに対し、優越感は集団の価値観が基準となることが多い。

 

3.価値観はどのようにして決まるのか

親から教わる場合や書物を読むことで吸収し、価値観が形成されることもある。また、組織や共同体に属することによって継承されることもあり、幼少期の価値観は主に親や学校であると考えられる。

この時親や周囲の環境により「おまえは駄目だ」などとマイナスな言葉を言われる機会が多い環境で育った場合、劣等感が身につく。次第に、大人になっても、何か自分が失敗をしたり、もしくは特に失敗をしなくても、心の声として自分はダメだと思うようになり、自然に劣等感の強い人間になってしまう。

 

また、個人的な体験をきっかけにしたり、思索の積み重ねによって独自に新たな価値観が構築されることもある。

抱いた価値観は、その人の具体的な行動となり「ライフスタイル」や「生き様」としてあらわれることは多い。

 

4.劣等感を感じるには

優越感を感じさせる人がそばにいるために、自身は劣等感をかんじることになる。

他者と自分を比べ、人をうらやむことで劣等感を感じる。

 

人と比べてしまうという事は、自分に大きな不満を抱いていると言える。

自分の中に高い理想像を持っているがゆえに、理想と現実のギャップが大きくなり劣等感が生まれる。

理想が高すぎるがゆえに、自己評価が低くなり劣等感が生まれる。

今自分にあるものに対して鈍感である。

 

4.劣等感への対処法

自分の持っているもの(魅力)を整理し、どんな些細なことでも自分に自信を持つ。

高い理想・目標ばかりを持つのではなく、小さな目標をコツコツと達成していくことで自身の成功体験へと繋げる→価値観の再構築

劣等感=克服できるものであると理解する

 

5.感想

 私の場合、両親からはマイナス思考・構えた考え方が備わり、学校によって価値観の形成が大々的に行われていたように感じる。

なぜなら、学校は他者と最も比べられる場所・優劣をつけられる場所であるからだ。

家で悪い方悪い方へと考える癖がついているところに、優劣の決定が著しい学校という環境。遠慮のない友人たちとの会話。

これでは劣等感にあふれた陰鬱な人間の誕生である。

今、私が最大限努力出来ることは書物による価値観の再構築と成功体験による自信をつけることであると分かった。

既に構築された価値観を覆す事は容易ではないが、ここで無理だと諦めるのでは進歩のない劣等感人間のままである。

この記事を見た人は多分劣等感に苛まれているマイナス思考気味な人物かと思うので(一概にそうとは言い切れないが)、ともに努力し、自身の劣等感・価値観と戦っていきたいと思う。

クラウドファンディングのサイトを覗いて色んな人の夢を垣間見た

最近よく取り上げられているクラウドファンディングが面白そうなので色々なサイトを巡ってみることにしました。

今回は、疑問というよりは興味本位です。

 

1.クラウドファンディングとは

不特定多数の人がインターネットを通じて他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す造語。

金銭的リターンのない「寄付型」、金銭リターンが伴う「投資型」、プロジェクトが提供する何らかの権利や物品を購入することで支援を行う「購入型」がある。日本では購入型がメジャー。

 

2.なぜ興味を持ったのか

私にもやってみたいことがあったため。

それを実現させるかどうかというのはまだ案を練っている段階なので分からないが、夢の実現には多大な資金が掛かかるため多くの人から財源が得られるシステムに魅力と興味を持ったため調べるに至った。

また、テレビなどでは色好く公開されているが、実際のところそんなにも支援者が集まるものなのか疑問に思ったために実際にサイトを覗いてみることにした。

 

3.どうやって支援者を募るのか

要は不特定多数の人に向けていかに魅力的なプレゼンができるかが肝なのではないかと感じる。

どのサイトでも、

①発案者は誰なのか、目標金額の提示

②どういった意図で行う企画なのか

③支援者にとってメリットはあるのか(リターン)

以上3点について上手くまとめ、また魅力的に映るように写真や動画を有効的に活用することで支援者アップに繋がっているように思った。

 

4.目標金額に行かなかったらどうなるのか

目標金額に届かなかった場合、どうやら選択肢があるらしい。

①プロジェクト続行。支援者から支援金をもらい、リターンも提示していたものを必ず行うこと

②プロジェクト不成立。支援者は支援金を払う必要はなく、話は無かったことになる。

しかし、このあたりはサイトによって違うようで選択肢なく②の所もあるようだ。

 

5.プロジェクト発案者にかかってくる料金はあるのか

掲載自体には料金が掛からず、プロジェクト成立時にサイト側に支援者側から支払われた料金の何%かが支払われる仕組みのようだ。(20%前後)

つまり、不成立時に自身に痛出は無いようである。

 

6.どのようなプロジェクトがあるのか

プロジェクトは多岐に渡り、こんなものまで?と思うようなものまである。

つまり、発案側は何を提案しても良いのだ。

賛同が得られるかどうかは自身のプレゼン次第である。

 

特に私が面白いと思って覗いていたのが、社会貢献や世界一周など。

興味は人それぞれなのでアニメカテゴリーや化粧品カテゴリーなんかも面白そう。

しかし、なぜ私が社会貢献や世界一周カテゴリー押しかというと、自身のやりたい事に近い企画を既に実行・達成している人がいるからというのが大きい。

そのため、勝手に参考にさせてもらっている次第である。

また、割と個人的な夢で推し進めている発案者もいたりして色んな人がいるなぁと勉強になるため、サイトを覗いていくだけでもなかなか面白いため一度サイトを覗くのも良いかもしれない。

 

※今回はざっくりとしたまとめです。

自身のためのメモなのでご容赦ください。

補足ができたら追記します。

 

 

 

 

流行はどうやって決まるのか

私は流行に疎い。

テレビやネット・雑誌とあらゆるメディアに目を光らせ続けていないと、あっという間に流行に取り残されてしまう世の中。私は自分に興味のあるものしか見聞きしないため(誰しもそうであると思うが)いつの間にか仕入れた流行が終わっていることがある。

ファッションに関しては全く持ってよく分からない。

そりゃあ私だってそれなりにオシャレになりたい。興味が無いわけではない。しかし、微々たる差が私にはついていけないのだ。

 

終わっているかと思えば、今年は柄の大きさが違うだの、去年よりもこの色が~であるとか、これは今年もまだトレンドだから着回せるであるとか、正直ついていけない。

かと思えば、少し前まで古臭いと嫌煙していたものを流行りだと言って追い求める。

「流行は繰り返す」なんてよく聞くが、単に万策尽きただけなのではないかと疑いたくなる。

人間は、特に日本人は流行に翻弄され過ぎであると思う。

右に倣えで、皆同じでないと安心できないのだ。

 

今回は、そんな私達を振りまわす流行について調べることにした。

 

1.流行とは何か

ある社会のある時点で、特定の思考、表現形式、製品などがその社会に浸透・普及していく過程にある状態を表すこと。

語源は、「物事が河の流れる様のごとく世間に流布する」意味を表す漢語

 

急激に普及し、あっという間に消えてしまう流行をファッドと呼び、長期にわたり流行し、その社会に定着する流行をファッションと呼ぶ。

ファッドとは、一過性のヒット商品のこと

ファッションとは、ある時点において広く行われているスタイルや風習のこと。なかでも特に、人々の間で流行している服装を指す

服装の流行は、まず原型としてモードが創成あるいは発現し、これが採用されそして追随されるとファッションとして流動。さらにこれが一時に特定の人たちの間で強められるとファッドとなる。そして、これらが熱狂的な様子で流動するとクレイズとなる。一方これがある意識上の支持で広範囲な雰囲気として持続されるとブームになる。

 

鈴木裕久の流行採用の動機に関する従来理論

①自己の価値を高く見せようという動機

自己顕示欲・承認欲求・優越感・満足感

②集団や社会に適応しようという動機

他者との模倣・同調による安心感、適切な行動の証明

③新奇なものを求める動機

刺激を求めようとする欲求・陶酔状態

④個性化と自己実現の動機

他者との差別化・意志表示の手段

⑤自己防衛の動機

様々な社会の束縛による争いを解消し、自我を保護する

 

流行には一種の抗しがたいある種の社会的強制力のような性格があり、流行に関心を持っている人たちを巻き込む。現代社会では、心理的に動揺している中間層の人たちが流行に巻き込まれやすい傾向が見られ、このことは、より下層に落ちるという不安から、流行という威信を身につけているという意識によって社会的な孤独感から救われることによる。しかし流行は、特定の人たちから集団全体に普遍化してしまうと、その特色や威信がなくなり流行は一定期間で流動が停止する。

 

2.日本における流行色の選定と汎用

流行色の決定から商品が市場に出るまでの流れは以下のようになる。

①その年の流行色はインターカラー(国際流行色委員会)が選定している

1963年に発足した、唯一の国際間で流行色を選定する機関で、加盟国(15カ国)が提案色を持ち寄り、実シーズンに先駆ける約2年前の6月に春夏カラー、12月に秋冬カラーを選定している。日本は発起国として設立に携わり、創立当初よりJAFCAが日本を代表して参加している。日本国内では、インターカラー日本委員会がJAFCA内に組織され、日本提案色の選定、インターカラー決定色および各国提案色の共有が行われている。

 

②JAFCAが独自に実施する国内生活者の志向やマーケットの動向調査と、国際流行色委員会で決定した情報をもとに、各分野の動向に精通したカラースペシャリストで構成される専門員会によって年2回、日本の産業に向けた最先端のカラートレンド「JAFCAファッションカラー」をレディスウェア、メンズウェア、プロダクツ&インテリア、メイクアップといった分野別に選定する。

 

③JAFCA会員に情報を発信し、各会員(企業)が商品企画・商品化を行う。

④流行色を取り入れた製品が市場に流れ、消費者の手に渡る。

 

3.衣服における流行

流行の服が作られる流れは以下のとおりである。

①服の流行色は、インターカラーが選定した色を、各ブランドが取り入れることで決まる。

②パリコレのようなコレクションで、世界のトップデザイナーが作った服を発表する。

③その後、その服に影響を受けた他のブランドの人たちが、デザインやテイストを真似た服を作る。

④低価格な服を作るメーカーが、デザインを真似つつ、どんな体型の人でも着やすいよう落とし込んだ服を作り、市場に多く出回る→流行と呼ばれる状況になる。

 

③④のあたりでその傾向を雑誌などがこぞって「流行」として取り上げることで、実際に流行るという流れである。

 

4.パリ・コレクションについて

年2回、フランスのパリで開かれる服飾銘柄店の新作発表会のこと。

「パリ・プレタポルテ・コレクション」は3月に秋冬コレクション、10月に春夏コレクションが2週間前後の日程で開催発表される。また「パリ・オートクチュール・コレクション」は1月に春夏コレクション、7月に秋冬コレクション、男性服コレクションも同じく2月と7月に開催される。これらを総称して「パリコレ」という。

 

数多くの意匠家が独創性を重視した新しい作品を発表し、世界各国の報道関係者、ライター、フォトグラファーなどのメディア関係者や、バイヤー、スタイリストなどのアパレル業界関係者、その他芸能人、時に政治家などが開催時に招待客として前列に並ぶ。

 

5.パリコレで奇抜な服が多いのはなぜか?

昨今では奇抜すぎる服が取り上げられ話題となることが多いパリコレ。

これはなぜなのかネット内での意見を箇条書きで集めた。

 

・ショーなので目立たないといけないから。普段着るような服ではアピールする力が弱い。

・単に服を見せる場所というよりは、服を通してそのブランドのイメージをみんなに訴える場であるという意味合いが強い

・少々奇抜なものが登場しなければ、ファッションもマンネリになってしまうから

・コレクションでは「目新しい物」を提案することが前提であり、普段着られるような服を提案すると逆に「リアルクローズ過ぎる」などと言って批判対象になったりする

・素人目には普通に見えても、素材や成型などテクニックとして新しい物を提案している場合もある

・コレクションでモデルが着ている奇抜系の服は、その期のブランドコンセプトで、それ自体が店頭に並ぶ訳ではなくそれをイメージした商品が店頭にならぶ

・強烈な作品の方が印象に残り、そのシーズンのトレンドを象徴するものとして紹介しやすい

 

 6.流行は繰り返すのはなぜか

長年の疑問について調べてみた。

①アイテム数には限りがあるため、「素材」や「ライン」、「他のアイテムとの組み合わせ」や「カラー」など、手を変え品を変え、20年おきの周期で大きな流行がやってくる

②人の心には飽きるという感覚があるため。この飽きるという思考は、7年で訪れると言われ、人間の脳は、多様性を求めるため、新しく入ってきた刺激に慣れるようになっているから

③今まで関心の無かったものが新鮮に見えるが、しり込みをする

→あちこちで見かけ、目が慣れて来る

→価格が落ち、長所が目立ってくる

→思い切って買う(買わない事もある)

→店内や町に商品が溢れる

→商品の魅力が落ちてくるが抵抗感もなくなる。

季節に合っている ・恋人にほめられた ・自分の欠点を隠してくれる ・買いやすい価格になったなどプラスアルファーがあれば買う

→魅力を失う。以前は魅力を感じていたという記憶も薄れる。欠点が気になる。着るのをやめる

→一定期間無関心が続いた後に最初に戻る

7.感想

冒頭で私はこのように述べた。

人間は、特に日本人は流行に翻弄され過ぎであると思う。

右に倣えで、皆同じでないと安心できないのだ。

そして、答えは早々に出た。

心理的に動揺している中間層の人たちが流行に巻き込まれやすい傾向が見られ、このことは、より下層に落ちるという不安から、流行という威信を身につけているという意識によって社会的な孤独感から救われることによる。

そうだ、これこそが右に倣えでいないと安心できない理由なのだと知り、すっきりした。

 

パリコレについての謎は、赤字で示した部分が真意なのではないかと私は思っている。

マリモのような衣装も、全身ぐるぐる巻きにされた衣装も、一種のイメージキャラクターと言ったところなのではないかと思う。

例えば、ゆるきゃらふなっしーをコンセプトにしたファッションブランドを出すとしたら、ショーには真っ先にふなっしーが登場するであろう。

コンセプトを具現化したものにすぎないため服にふなっしーの絵がプリントされている、というのではなく、色使いやシルエットなんかをやんわり取り入れたものになるのではないか?と私は考えている。

 

流行が繰り返す問題に関してもそうそうにアイテム数の限界という答えが出て、あながち冒頭で述べたことも間違いではないが、私自身に関して言えば②と③の考えが近いのではないかと感じた。

しかし、自身に関して言えば

①流行のファッションも目が慣れておらず、いまいちに感じる

②街中にファッションが溢れ、目が慣れて来る

③価格が落ち、着方なども理解してきたところで購入する

④その頃には周囲の流行が移り変わりつつあり、きている人が減る

⑤誰も着ていない不安感から着なくなる

⑥①にもどる

こんな感じであるため、私は新しい物に慣れるという能力が周囲よりも鈍感であることが解明されたのであった。

 

ファッション業界では実用品に対するデザインであるため著作権は保護されにくい環境であり、業界特有の模倣の連鎖が、流行を作るひとつの要因なのかもしれない。

ファンクラブにメリットはあるのか

前々からファンクラブと言うものにメリットがあるのかどうか疑問だったため、ネットに転がっているあらゆるファンクラブを調べ、比較してみることにした。

 先に記しておくがとんでもなく長い記事になってしまったのでご注意を。

1.なぜそう感じたのか考えた

ファンクラブと言えば、会報・チケット先行のイメージしか無かったため、必ずしも取れるとは限らないチケットの先行権のために毎年それだけにお金をかける価値があるものなのか不思議に感じたため。

 

2.そもそもファンクラブとは何か

芸能人やスポーツチームなどのファンで構成される団体で、後援会の事。

通常はファンクラブへ入会金と年会費を支払う。

・設置対象

アイドルミュージシャン俳優劇団声優スポーツ選手、スポーツチーム、漫画家、メーカー、ブランド、放送局

 

・主な会員特典

会員証発行、記念品、会員限定商品、サイン色紙等のプレゼント、会報誌送付、チケットの優先販売、割引券発行、無料招待、会員限定イベントの参加、会員限定サイト、関連商品の販売など。

※アイドル:芸能活動をしている人で、かわいい・かっこいいと言われている人の事。歌手・役者・タレント・モデル・アニメキャラ・ボカロを指す。

ここでは、他とジャンルの被らないモデルと、かわいさ・かっこよさを売りとした歌やダンスグループやユニットを指すことにする。

 

3.それぞれのファンクラブについて調べる

①アイドルのファンクラブ

・A氏の場合(女性)

人物像:モデルを基本とし、歌手やタレントなどマルチにこなしている

ファンクラブ:本会員・モバイル会員・メルマガ会員の3つに分かれている。

Ⅰ,本会員

入会金:1,000円(税抜) 会費:5,000円(税抜)/年

特典:会員特典グッズ(入会時)、撮りおろしの会報(年4回)、バースデーカード、会員限定イベントへの応募権利、会員限定グッズ販売

Ⅱ,モバイル会員

入会金:0円  会費:300円(税抜)/月額

特典:オリジナル動画視聴(週1本+企画動画週5-6本)、モバイルカレンダー&壁紙(毎月)、マネージャーブログの閲覧、会員限定イベントへの応募権利、会員限定グッズ販売

Ⅲ,メルマガ会員

入会金・会費 無料

特典:日々の活動報告、会員限定イベントへの応募権利、会員限定グッズ販売

 ※3つは全て独立したサービスであるため、熱狂的ファンは3つ全てに入会する必要がある(任意)。

 

・Bの場合(女性ユニット)

グループ像:歌とダンスのユニットでファン層が広く海外のファンも多い、ライブに定評がある。

ファンクラブ:入会金 ¥1,000+年会費 ¥4,500

特典:会員証発行 、 会報誌発行(年2回) 、会員専用サイトへのアクセス (メンバーやスタッフのブログ、ライブ写真、動画、ダウンロードプレゼント等)、グリーティングカード(年2回)、DVDの発送 (年1回)、会員限定イベントへの参加 応募権利、会員限定グッズ販売、LIVEのお知らせ&チケット先行応募権利、テレビ、ラジオ等の番組観覧応募権利
 

・Cの場合(男性グループ)

グループ像:国民的グループで歌手活動の他、役者や司会などもこなす。

ファンクラブ:入会金 ¥1,000+年会費 ¥4,000

特典:会員証発行 、 会報誌発行(不定期)、コンサートなどチケット類優先申込み、最新情報の閲覧

 

②ミュージシャンのファンクラブ

・Aの場合(ロックバンドユニット)

グループ像:楽曲提供も多く、数多くのヒット曲がある。国外でも広く活躍している。

ファンクラブ:入会費¥1000/年会費¥3000

特典:会員証、バースデーカード、クリスマスカード、ライブコンサートの優先予約権利、名前入りチケットの発行、撮りおろしの会報誌(年4回)、メンバーとの対面(抽選)、継続記念品(1年ごと)、会員限定サイト閲覧(新曲PVの視聴、スタッフブログなど)、会員限定グッズ販売、会報誌のバックナンバー購入

 

・B氏の場合(男性シンガーソングライター)

人物像:音楽活動の他、俳優やDJもこなしている。

ファンクラブ:本会員とモバイル会員がある。

Ⅰ,本会員

入会金:1,000円 年会費:4,500円

特典:会員証、オリジナルグッズ(入会時)、会報誌(年4回)、年賀状、会員限定サイト閲覧(限定写真、直筆メッセージ、最新情報配信)、電話最新情報配信、ライブ先行予約権利、番組閲覧・エキストラ参加の応募権利、限定グッズ販売

Ⅱ,モバイル会員

入会金:無し 月額324円

特典:本人ブログ閲覧、限定動画配信、チケット選考2次応募権利、誕生日・年賀メール

 

③.俳優・声優のファンクラブ

・A氏の場合(男性)

人物像:俳優業を中心に、歌手活動も行う

ファンクラブ:年会費のみ 5,000円

特典:本人デザインの会員証発行、本人デザインの会員特典(入会時・継続時)、最新情報のメルマガ配信、会報誌(年4回)、グリーティングカード・バースデーカードの発行 (年2回)、会員限定WEBページへのアクセス、会員限定イベントの開催、会員限定グッズ販売

 

・B氏の場合(女性)

人物像:声優業を中心に、歌手活動やラジオDJなども行う

ファンクラブ:無料コンテンツ含め、3つに分かれている

無料コース:HP閲覧

月額324円コース:待受画像・カレンダー配信

上記コース+月額216円コース:動画配信、ボイス配信、おみくじ配信

※イベント・ライブチケットの優先申込み権利は有料会員のみの特典であると思われる。

 

④.団体のファンクラブ

・スポーツチームの場合

ファンクラブ:入会金:1,000円・年会費:2,000円

特典:会員証、会報誌(年5回)オリジナルタオルマフラー、ファンクラブガイドブック、スタジアムイベント(写真撮影、サイン会、見学会など)応募権利、選手イベント応募権利、ホームゲームチケット割引、プレミアムチケット購入権、グッズ優先販売、グッズ割引、来場プレゼント(先着)、長期継続記念品

 

・劇団の場合

ファンクラブ:入会金1,500円、年会費2,000円

特典:会報誌(毎月)、会員限定電話予約システム(24時間受け付け)、先行予約権利、チケット会員価格適応、会員証、オリジナルハンドブック、託児サービス、ホテルパック利用

 

⑤.漫画家のファンクラブ

漫画家の場合(男性)

ファンクラブ:無料、メルマガ会員

特典:コミックス・イベントの最新情報配信、コミックの浦ストーリー紹介、会員限定先行チケット・プレゼント企画、限定企画(グッズ製作・デザイン投票など)、特別コラム配信、スマホ画像3種、電子書籍1冊分、直筆サイン色紙(抽選1名)

 

4.感想

 各ファンクラブについて書くだけでかなりの時間を要してしまった。しかもアイドルA氏の時点で1,000字を超え、そのあたりでデータが一度飛んだので一気に死にたくなった。

正直ファンクラブというものを甘く見ていた。

私の中ではファンクラブといえばアイドルやアーティストだけであると思っていたが、予想以上に多くのファンクラブが存在し、めまいがした。

また、マルチに活躍する人も多く、分類も困難を極めた。

 

そして、各サイトによって値段設定やサービス、詳しく内容が描かれているものとぼんやりしたもの、様々であった。

やはりファンであるからこそ入会を決意するのだが、正直内容がぼんやりしているところは全く魅力がなかった。情報開示というのはとても重要であると改めて感じた。

 

ファンを楽しませよう、喜ばせようと誠意を感じたサイトに関しては、たとえチケットの入手が困難であっても、入会するメリットは大いにあるように感じた。また、全国を巡るであろうアーティストなら地方に住む人たちも恩恵に授かるチャンスがあるが、活動範囲の狭いファンクラブは都内やその地域に住む人たちにしかメリットは無いように感じた。

また、武器(歌、イラストなど活動範囲が広い)が多い方がメリットも多いように感じた。

金額とその恩恵を同価格の他サイトとよく比較したうえで、自分が納得できるファンクラブを選択するべきであろう。

 

今回も安易な気持ちで疑問をまとめてみたが、想像以上に面倒くさく、もうこんな記事を書くのはごめんである。

 

※この記事は独断と偏見により制作されていますので、なにか疑問や不満があっても生温かく見守って下さい。

正月CMについて調べたら時代の流れを感じた

正月気分を全く感じないまま、三が日が過ぎた。

私が無職で引きこもっているからだと思っていたが、必ずしもそうであるとは限らないことが分かった。

 

1.なぜそう感じたのか考えた

長らくTV離れしていた私だが、暇をもてあまし過ぎて最近は見事なテレビっ子へと変貌を遂げ、疑問に思ったことがあった。

 

正月の企業CMが流れていない

 

和風の、日本の正月を象徴するあの曲がテレビから一向に流れて来ないのだ。

大手企業の手の込んだものではなく、曲が流れながら、大抵は静止画で「謹んで、新年のお慶びを申し上げます」という、あのCM。なんだか退屈なんだが、あのCMを見ないと正月という気がしないのだった。

私が知らないだけでまだ流れているのかも知れないが、今回は一度もお目にかからなかった。そして、調べてみるともう何年も前からあまり見ないCMとなっていたことを知り、驚いた。

 

2.そもそもあの曲は一体何なのか

よく耳にし、スーパーなんかでも流れたりする曲だが、曲名を調べてみた。

「春の海」というそうだ。

旧暦の今の時期は春にあたるので、今では曲名だけ聞けば違和感しか感じないが曲の選定は間違いではない。

 

3.CM料金について調べてみた

そもそも、CM1本流すのにいくらかかるのか、他サイトを巡り調べてみた。

スポットCMで1回15秒を基本とし

8~15万×視聴率

基本料金は局や放送時間で変動するそうだ。

最低金額8万として、低く見積もって視聴率5%だとしても一回の放送に40万かかる。実際はもっと高額だろうと思う。

三が日だけ流すとして、1日1回、3日で3回しか流さないということは無かっただろうから、1日3回として全部で27回

40万×27回=1080万

これに消費税、製作費なんかも加わると考えられる。

 

4.正月CMが減った原因を考えてみた

①24時間365日稼働する企業が増えた

コンビニがいい例である。24時間営業と言うものは私達消費者にとって大変便利になったが、それに携わる販売員や商品を作る製造元の作業員には時間感覚・日付感覚を麻痺させることにも繋がっているのでは無いかと思う。

 

②そもそもTVを見る人が減った

数多くの○○離れが深刻化している。TV離れもそのうちの1つで、かく言う私もそのうちの一人であった。

なぜ見なかったのかという理由は、単純に見ようと思わなかったと言うのが大きいのかもしれない。

今は退職してしまった前職に関して言えば、拘束時間が長かったという理由がある。

見る時間が無かったわけではないが、続きもののドラマを見ようと思えば見れない回が出て来るし、バラエティ番組を見るにも1時間は拘束されてしまう。

それよりも、私は時間の融通がきくネットや読書へと流れたのであった。

ネットでの番組配信も最近ではお馴染になり、テレビを持たない家庭も増えているのではないかと思う。

 

③ネットの普及

わざわざテレビで結構な費用をかけなくても、今はネットの時代。

長年続いていた不景気もあり、自社HPやfacebookTwitterなんかでさらっとご挨拶した方が、コストも時間もかからない。そして勝手に拡散してもらえる可能性もある。

 

5.感想

①②③を順繰りと回りながら、あのチープな懐かしの正月CMは廃れて行ってしまったのかもしれない。

正月CMについて調べていて、ふと思い出したのが少女漫画雑誌のCMが無くなったことだ。耳に焼き付いているのは、なかよし・ちゃお・りぼんのCMである。

最後に見たのはもう10年以上前な気がする。

漫画雑誌も売り上げ低迷が問題にされているため、これも近年の電子書籍化や漫画喫茶の普及、少子化なんかが影響しているのではないかと思う。

今はなんとか単行本が頑張っているようだが、それも減少傾向にあるようだ。

 

それを考えると、普段何気なく毎日見ている、有名人を起用した大手企業のCMに敬意を示したくなる。

 

 

 

※注意※

この記事は、私がなんとなく疑問に思ったことをネットを巡りながら調べ、纏めたものになります。事実と違う、という事もあるかとは思いますが、ゆるっとまとめたものですのでご勘弁下さい。